社会福祉法人 調布市社会福祉事業団 なごみ そよかぜ すまいる まなびや ちょうふだぞう すこやか すてっぷ あゆみ


理事長便り
2010/7/15(木)

 久しぶりに研修受講のため立川まで行ってきました。教わる側も教える先生も、私より遥かに若い方々です。各福祉施設の第一線で働くみんなと、共に机を並べて学ぶというこの刺激が時には必要なのです。学んだことは自分の蓄積した宝として、何かの時に脚色して事業団職員の前で披歴します。何ということはない受け売りなんですが、これを年の功とでもいうのでしょうか。

 研修のテーマは「事故から学ぶ施設対応の基本」ということで高額賠償事故事例にまで及びました。いくつか私の心に残った指摘をメモしてみます。
(1) 利用者さん、ご家族との信頼、共通認識が第1。契約時のアセスメントやリスクレベルは加齢等で変化することを踏まえて定期的にアセスメントし、レベルに合わせた施設サービスの内容を説明する。「できる内容」と「できない対応」について予め家族から理解を得る。
(2) 記録がないと話にならない。記録は人が読むもの。ヒヤリ・ハット報告書、事故報告書の全職員共有、分析はできているか。
(3) 高額支払事故の発生原因は主に誤嚥と重度骨折。15分以内に救急車を呼ばないと、生存のチャンスを失わせたとみられることもある。

 確かにどれも基本的事項ではあります。でもこれらを100% 現場で間違いなく継続することはとっても難しいことです。「施設事故は避けられないもの」という視点から、事故防止対策と合わせて、事故発生時対応策に取り組むことの重要性を再認識した1日でした。

              平成22年07月15日     吉尾。




 
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