社会福祉法人 調布市社会福祉事業団 なごみ そよかぜ すまいる まなびや ちょうふだぞう すこやか すてっぷ あゆみ


理事長便り
2011/10/1(土)

 今年の夏は暑かった。9月に入っても暑さは続きましたが、「暑さ寒さも彼岸まで」との言い伝えの通り、秋の彼岸を過ぎてめっきり涼しくしのぎやすい気候になってきました。気象庁による今夏の気温は1898年以降の114年間で平均気温が4番目に高かったそうです。過去最高は異常気象だった昨年の夏でした。今年は東日本大震災を受け福島原発事故以降、計画停電も実施され、夏に入っての電力不足に注目も集まり、企業や家庭でも節電意識が高まったところです。当事業団でも節電対策にいろいろ工夫をこらし必死になって節電に取組みました。省エネ、エコ等、環境意識が、生活スタイルにも大きく影響し今年の節電は良い経験となったと思います。
 調布市の「平成22年度決算に係る主要な施策の成果に関する説明書」で気になることがありました。「施策15 障害者福祉の充実」の成果指標の「調布市に住み続けたい」と答えた障害者の方の割合のデータが平成19年度から平成22年度は減少していました。特に、知的障害者の方の答えが前回の19年度よりも11ポイントと大きく減少しており、その要因は何か大変気になっているところです。調布市とも協議を進め早急に何が課題なのかを検証しその対策を考えていかなければいけないと思っています。
 私たちは、障害のある方々が社会を構成する一市民であって、自らの意思に基づいた生活を地域社会で営み、人として幸せに生きていく権利があり、生きていて良かった、この街に住んでいて良かったと思えるよう願っています。その中で事業団は、利用者の皆様一人ひとり、それぞれに寄り添った支援方法を模索しながら、調布市とともに皆様が安心して利用していただける施設、住み続けたい街にしていけるよう努力を続けてまいります。
 10月8日に事業団全体のイベント「すずかけフェスタ2011」が開催されます。毎年恒例となっていますが利用者の皆さんと地域の方々、関係者の方々が楽しい時間を共有し交流することによって、障害をお持ちの皆様と地域の方々がお互いに理解を深めるよう、模擬店やステージでは利用者の皆さんや職員そしてボランティアの皆様による歌、踊り、演奏など楽しく披露いたします。また、展示販売コーナーでは、利用者の作品が展示され即売も行います。利用者の皆様の明るい笑顔と元気に活躍する姿を是非ご覧いただきたく皆様のご来場を楽しみにしております。
 我が家の近くの水田の稲穂も綺麗な黄金色になりました。稲刈りも始まりいよいよ秋本番です。23年度の各施設の運営も折り返し点を迎え、事業の見直しと進行管理をしっかりと行い、次年度の予算編成にも反映させていこうと思います。健全で円滑な施設運営を進めるとともに利用者の皆さんをしっかりと支援してまいります。

                理事長      中根 義雄




 
前後の記事