社会福祉法人 調布市社会福祉事業団 なごみ そよかぜ すまいる まなびや ちょうふだぞう すこやか すてっぷ あゆみ


理事長便り
2012/4/1(日)

新年度を迎えて
 2011年3月11日午後2時46分、最大級の地震が東日本を襲い、津波とそれに起因する福島第1原発の事故が発生し東北地方や関東地方の一部にも甚大な被害をもたらしました。
 震災から1年が経過しましたが、未だ被災地では未曾有の災害に深刻な打撃を受けた多くの方が深い悲しみの中で1年目を迎えています。これからも私達は被災地の状況を見つめ、復興、再興に向けた困難な状況にある現在も、そしてこれからも被災地の方々が強い決意と精神力を持って、自らの生活と地域社会の復興、再興を果たしていくことを支援していきます。改めて心より哀悼の意を表し、被災された方々にお見舞い申し上げます。
 3月27日に開催されました評議員会、理事会で24年度の事業計画、当初予算が認められ、新年度がスタートしました。事業団運営につきましては、調布市、三鷹市、府中市、関係機関、地域の皆様、家族の皆様等々、多くの方々のご理解とお力添えを賜り円滑に運営されていることに深く感謝を申し上げます。
 事業団の24年度の総予算額は14億3千万円余となります。本年度の新たな事業では、「子ども発達センター通園事業あゆみ」において、障害児緊急時等一時養護事業を開始いたします。子どものご家族が疾病等の理由により養育が困難な場合、ご家族の休息等の必要に応じ、障害児を一時的に養育・保護する「緊急一時養護事業」「リフレッシュ支援事業」を実施することにより、ご家庭の負担を軽減し、育児不安の解消を図り、保護者の皆様が安心して利用できるよう職員体制を整え市と連携を図り実施していきます。「障害者地域生活・就労支援センターちょうふだぞう」では、障害者自立支援法の改正に伴いサービス利用計画作成のため相談支援事業を充実させ、障害者が一市民として主体的に安心・安全な生活を地域社会で営むことができるよう多面的にサポートしていきます。また、市内で初めてとなる重度身体障害者のグループホームの具体的整備に取り組み障害者の方が地域で安心して充実した生活を送ることができるようグループホームの設計に取り組んでまいります。
 調布市社会福祉事業団では、公的責任を保ちつつ多様化する支援サービスのニーズに応え社会福祉の向上に寄与してきました。おかげさまで本年13年目を迎えました。これからも事業団に期待するところがますます大きくなってくると同時に責任が一層厳しく問われてきます。調布市の福祉の中核として20年30年とさらに歴史を積み重ねていくためにも人材確保・育成に取り組み、経営理念をしっかり認識しながら、簡素で効率的な組織づくりを基本に信頼され安心して利用できる施設として、利用者に寄り添った支援を進めてまいります。
 例年よりも味の素スタジアムに近い施設周辺の桜の開花も遅れていますが、数日経てば満開となり素晴らしい光景がみられます。花見の散歩で喜びを身近で味わってはいかがですか。桜の春を満喫しましょう。

                   理事長   中根義雄




 
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