社会福祉法人 調布市社会福祉事業団 なごみ そよかぜ すまいる まなびや ちょうふだぞう すこやか すてっぷ あゆみ


理事長便り
2013/6/1(土)

 6月に入りました。先月29日東京地方も梅雨入りしましたが、今日一日も梅雨の晴れ間でしょうか初夏を通り越して夏が来たような暑さです。明日からは気温もぐっと下がるような予報ですが、援護施設なごみの前庭に見事なほど綺麗にどくだみの花が咲いています。梅雨の訪れを告げる花といわれていますが、よく見ると質素な白と黄色の組み合わせが可愛らしい花です。4枚の白い花びらに見えるところは総苞片(そうほうへん)と呼ばれ、中心部のめしべのように見える黄色い部分が沢山の小さな花が集まったひとつの大きな花の集合体だそうです。この花の季節が終わると暑い夏になりますが、その前にじめじめした梅雨を越さなければなりません。最近の日の出時間は4時30分頃でしょうか。太陽が昇りはじめ空が明るくなり、雨戸のすき間から陽の光が射し込み始めると、この時期、我が家の向かいのお宅から鳥の鳴き声が聞こえてきます。2階の雨戸の戸袋に営巣していた椋鳥(ムクドリ)の雛が親鳥に餌をおねだりする一種独特のある鳴き声が響き渡ります。そういえば最近、鳴き声が聞こえないと思ってお宅の2階の雨戸の戸袋を見ると、雨戸を半分引いて引き手用の孔の部分をガムテープで塞いで椋鳥が出入りできないように工夫してありました。椋鳥は春と夏に、2度繁殖行動をとるそうで、一度に生む卵は5個位で、雛は1カ月程度で成長になるので繁殖力が強い鳥です。営巣に選ぶ雨戸は普段から開閉されない2階の部分の雨戸で、戸袋の引き手用の孔の部分が必ず親鳥がとまる電線から見える方向の場所を選ぶらしいです。これは親鳥がヒナに巣立ちを促す際に、声と姿が至近距離で見ることができる必要があるためとの説もあります。数年前、ご主人にお宅の戸袋に椋鳥が巣を作りはじめましたよとお話をしたところ、優しいご夫婦ですね、野鳥も可哀そうですから巣立ちまではそっとしておきますと・・・。椋鳥は毎年飛来しては元気に巣作りをして雛が巣立っていったのですが、今年は効果てきめん巣作りをあきらめたようです・・・。
 先月、5月15日に第1回調布市社会福祉事業団監事監査が実施されました。事業団の平成24年4月1日から平成25年3月31日までの理事の業務執行の状況及び財産の状況について、事業報告書、財産目録、貸借対照表及び収支計算書等の監査を受け、当法人の事業の執行状況や収入と支出の状況等について正しく示し、不整の点はないと認められました。(評議員会・理事会の決算報告で監事監査の報告を行いました。)5月24日には平成25年度第1回調布市社会福祉事業団評議員会・理事会が開催されました。社会福祉法の一部改正に伴う事業団の定款の変更(案)、平成24年度の事業団の事業報告書(案)、同決算報告書(案)等の議案審議及び報告事項をはじめ、5月31日で2年間の任期満了となる評議員・理事・監事の選任の議案の審議が行われました。いずれの議案及び報告事項は了承されました。また、本日、6月1日午前10時から第2回調布市社会福祉事業団理事会が開催され事業団役員が決まりました。任期は平成25年6月1日〜27年5月31日までの2年間です。理事長は中根義雄が、副理事長は山本雅章(調布市福祉健康部長)が、常務理事は小笠原寿弘(事業団事務局長)が務めることになりました。よろしくご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
 社会福祉法の一部が改正され、25年4月1日から社会福祉法人の設立認可、定款変更等の認可及び届出の受理、法人運営及び会計経理等に対する指導監督、現況報告書の受理など、従来の所轄庁の東京都から調布市に権限が移譲されました。事業団は極めて公共性の高い法人です。調布市の障害者福祉施策、子ども・子育て支援施策と連動し、地域福祉の中核として関係機関と連携を図りながら、引き続き適正な運営のなか利用者サービスの質の向上及び事業経営の透明性の確保を以て、事業を円滑に進めてまいります。
 6月と云えば田植えの季節ですね。近くの田んぼは荒起こしの状態ですが、これから田んぼを平らにして水を入れて畦ぬりや代掻きをやって田植えの準備に入るのでしょうか。
 東日本大震災の被災地では5月中に殆どの農家は田植えが終わっているようです。津波や原発事故の影響で作付けできない地域もあります。また、作付けできても塩害への対応や風評被害への不安もあり被災地のコメ農家の苦悩は深いです。一方、津波や震災の被害がなかった農家も、作っても売れるのか、万が一出荷時の検査で放射性物質が検出されたら・・・、農家の不安は尽きません。東北・関東の6県で津波による流失や浸水被害を受けた水田は約2万ヘクタールといわれています。国は津波で浸水した水田は、まず土木工事で整地して、その後塩分を取り除く作業が必要で、3年以内の復旧を目指すとしていましたが,既に2年が経過しています。資材や人手不足も相まって進まぬ復旧工事で、未だがれきが山積の水田もあります。手を入れず放置すれば水田は荒れ、復旧に何年もかかってしまう、生活の糧である米づくりも諦めざるを得ない農家の人も多い。日本の食卓を支えている被災地の農家の方々が少しでも早く、以前のように美味しいお米を作れるように復興・復旧を願っています。
  
                         理事長 中根義雄




 
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