社会福祉法人 調布市社会福祉事業団 なごみ そよかぜ すまいる まなびや ちょうふだぞう すこやか すてっぷ あゆみ


8月理事長だより
2014/8/4(月)

 8月に入りました。先月22日に関東甲信越地方も梅雨が明け、いまは夏真っ盛りの盛夏です。朝、子どもたちの元気な声が聞こえていた通学路も部活に行く中学生が通るだけで静かです。以前は、夏休みに入っても朝早くラジオ体操に向かう子どもたちがサンダルをぺたぺた音をさせながら走っていく光景が見られました。最近はラジオ体操も夏休みに入って数日で終わっているようで、今は子どもたちの元気な声も聞こえません。
 夏休みのラジオ体操は、子ども会など保護者や地域の皆さんのボランティアによって運営しているのが殆どです。少子化に加え、共働き世帯が多くなり、子ども会などに参加すること自体が負担となって、ラジオ体操を面倒見る保護者は誰もやりたがりません。また、自主運営のため、防犯体制も万全でなく何か問題が起こったときに、ややこしいことになるなど、面倒なことと思うからか、子ども会もラジオ体操も敬遠されがちです。結局、地域の子ども会などの風化が、夏休みのラジオ体操の衰退につながっているようですが、夏休みに早起きをする楽しさを体で覚えることは子どもたちにとっても大切なことと思います。「健康増進」、「規則正しさ」など必要な事と併せて、解放された夏休みの期間、ラジオ体操と朝食の間の時間の過ごし方で、友達と一緒に遊びの喜びを感じて欲しい。また、母親が起きる時間を体感し、健康な状態で気持ち良く朝食を摂ることができ、これらによって得る感謝の気持ちなどの貴重な体験ができる機会の一つがラジオ体操ではないかと考えていましたので残念です。
 先日、政府は、平成25年度に確保した東日本大震災の復興予算のうち、35.3%にあたる2兆6522億円が使われなかったと発表しました。復興予算全体の使い残しは、前年を上回り、人手不足に加え、労働者の人件費と資材高騰を背景に災害復旧の公共事業に影響し、復旧・復興事業が計画通り進んでいないのが実態でした。中でも大震災と福島第一原発の事故を受けて、福島県内の放射性物質を取り除く作業や、作業で出た土などの運搬、それに仮置き場に要する費用は総費用のうち49.9%が未執行となってしまいました。最長で30年間にわたる中間貯蔵施設での保管など国の計画より作業が大幅に遅れ、放射線量が下がりにくい地域もあり除染作業に着手できないケースが依然として多く存在しているようです。
 福島県いわき市では、原発事故の影響で牧草が汚染され国の基準を超える放射性物質が検出され、牛の放牧を全面的に自粛していました。同市三和町の市営芝山牧野(ぼくや)、総面積約50ヘクタールの一部7.4ヘクタールを先月7月14日、2年ぶりに開放し牛の放牧を始めました。ここは自治体が運営する公共の牧野で、地元の農家が飼育する家畜を、有料で受け入れ放牧しています。前年度、土にカリウムを混ぜて深く耕し、新たに種をまいて草地を一新するなど土壌を改良し青々とした草の茂る牧野となりました。 
 6月に県が実施した放射性物質検査では、牧草の放射性物質が基準値を下回ったことにより開放に踏み切りました。再開された牧野の放牧は10月中旬まで行う予定で、市は残る区域の牧野を早い時期に利用できるよう計画しています。県内には13の自治体が運営する公共牧野がありますが、原発事故の後は放牧を自粛している中、いわき市が運営する市営芝山牧野の一部を開放して放牧を再開したのは県内で初めてとなっています。
 放牧され、草原に駆け出す牛たちを眺めながら、繁殖農家の方は「放牧は牛のストレスを軽減するほか、親牛が健康で丈夫な子牛を生むために必要、今回の開放が、地域と畜産農家の再興に向けた大きな一歩になって欲しい」と語っていました。牧野の再開は畜産農家に希望となり復興の光となることを願っています。
 先日、健康診断の結果について、産業医、衛生管理者から健康維持について、かかりつけの医療機関に受診して健康管理をするよう指導を受けました。健康に関心がある方は多いですが、概して男性は健康に無関心で私もその一人でした。生活習慣病まではいかないが、自身の健康に気をつけなくてはと医療機関に行くところです。「不健康自慢しだしたら年寄り」ということを聞いたことがあります。確かに私の周りにも集まると、話題の内容が健康に関するというよりか不健康自慢に花が咲くことも珍しくない。「膝や肩が痛い・・・」、「血糖値の数値が高くて…」、「血圧が高くて・・・」、「中性脂肪が高くて…薬を何種類も飲んでいる」、「いや私は腰が痛い・・・」、「おれの方が血圧が高い・・」、「いやおれの方があなたより数値は高いし薬の種類だって・・・」、自分の方が悪いと自慢して・・・、もしかして酷いのは私の方だから心配してくれと言っているのだろうか?自慢しているとは思わないが、年齢を重ねていけば、だんだんと不調が積み重なっていく。若いころは何でもなかったことが、苦痛になったり気づかないうちに身体のあちこちで調子が悪くなったりする。テレビや新聞、雑誌など、様々な健康食品の広告があふれているが、それらの効果に期待する前に、健康のために励むウォーキングをスポーツマン気取りでやっています。
「昔取った杵柄」などと頑張りすぎないよう、年相応の運動に気を付けています。
 利用者の皆さんが楽しみにしていた「なごみなつまつり」が2日(土)知的障害者援護施設の中庭で開催されました。利用者の皆さんは多くのご家族の方やボランティアの皆さんと一緒にフランクフルトや焼き鳥、焼きそばなど食べ、提灯の灯りの下、盆踊りと楽しい夏の夜を楽しみました。まだまだ暑さも厳しく蒸し暑い日が続き、とても秋とは思えませんが、7日(木)は秋の気配が感じられる「暦の上では秋ですが・・・」といわれる立秋です。8日(金)子ども家庭支援センターすこやかで夏祭り(10時から12時30分までの予定)が開催されます。当日は親子連れで、小さなお子様が浴衣やじんべい姿でゲームやおみこし、盆踊りを楽しんでいます。小さいお子様を連れてご一緒にいかがでしょうか、多くの皆さんの参加をお待ちしています。

                        理事長 中根 義雄




 
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