社会福祉法人 調布市社会福祉事業団 なごみ そよかぜ すまいる まなびや ちょうふだぞう すこやか すてっぷ あゆみ


1月理事長便り
2015/1/5(月)

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
今年一年がよりよき年となりますように、皆様のご多幸とご健勝を祈念いたします。
日頃より、調布市社会福祉事業団の事業並びに諸活動に対し、温かいご支援とご協力を賜り心から感謝申し上げます。引き続き障害福祉、子ども・子育て家庭への支援等、社会福祉の中核となって事業団運営を行ってまいります。皆様のご理解、ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
 さて、社会、経済情勢が激動している中、社会福祉を取り巻く環境も年々大きく変化し、厳しさを増しています。これまで以上に地域を基盤とした障害福祉、子育て支援の推進が求められています。その担い手として事業団は地域の重要な拠点となっていく事が期待されています。その一環として、平成27年4月1日から調布市の学童クラブ・ユーフォー事業を受託し、新たな事業として積極的に推進してまいります。皆様のご理解、ご協力を宜しくお願いいたします。
 東日本大震災から被災地も4回目の新年を迎えました。震災による津波の被害を受けた宮城県JR仙石線の一部区間、松島町と東松島の間、約12キロで不通が続いていて、復旧工事が急ピッチで進められています。このうち、東松島市内の3.5キロは特に津波の被害が大きく駅や線路、橋が流出し甚大な被害を受けました。陸前大塚―陸前小野間(6.4キロ)は、利用客の安全確保や沿線のまちづくりとの整合を前提に、津波被害を受けた市街地の移転等に合わせた線路移設を計画し、約500メートル内陸側の高台にルート変更を行うことになりました。移転区間にある東名、野蒜両駅は津波対策として東松島市が進めるまちづくりに合わせて、元の場所から山側の防災集団移転団地を整備中の野蒜北部丘陵地区に再建が予定されています。移設工事と復旧工事が進む中、先月、不通区間の線路も敷設されJR仙石線が一本のレールでつながりました。JR東日本は、27年6月にも全線運転再開を目指しています。線路が一本につながったことにより、関係者は「スケジュール通りに工事が進み、一安心。一日も早い完成を目指す」、「全線再開までの大きな前進だと思う」と話していました。全線開通は、津波被害を受けた野蒜海岸地区・東名地区から、住居の集団移転先として浸水危険性の低い高台の野蒜丘陵北部地区に生活支援施設を備えた大型新市街地整備事業のまちづくりと一体となった沿線地域の復興を後押しし、安全で利便性の高い交通サービスの提供に貢献しています。
岩手県大船渡市では、昨年4月に全線での運行を再開した三陸鉄道・南リアス線の初日の出号の運行が15年ぶりに再開され、大船渡市の吉浜駅近くで、水平線に浮かぶ太陽がはっきりと姿を現し、乗客も絶景が望められる列車に揺られ盛り上がり、「良い思い出になりました。復興もゆっくりじっくり進んでほしい」と新年への思いを巡らせたそうです。
 昨年は台風や豪雨による水害や土石流災害等が全国各地で発生し大きな被害がでました。木曾の御嶽山の噴火では多くの方がお亡くなりになり大変な年でありました。あらためて犠牲になられた方へ哀悼の意を表しますとともに被災された皆様へお見舞い申し上げます。
 今年は戦後70年、阪神淡路大震災20年の節目の年になります。また、日航ジャンボ機墜落事故から30年、地下鉄サリン事件から20年、JR福知山線脱線事故から10年等々自然の猛威だけでなく、本来、防ぐことが可能であったにも関わらず社会の仕組みによって引き起こされた事故もありました。歳月の流れは記憶の風化や消失を招きます。しっかりと節目の歴史と向き合い、災害から辛い過去の経験や教訓を学び生かして次の世代へと伝えていかなければなりません。
 今日(5日)は穏やかな仕事始めとなりました。朝の出勤時は、まだ冷え込みが強かったのですが日中は寒さが和らぎ暖かな日差しの下、歩道に影を落とす桜並木の影も柔らかく冬の温もりを感じます。明日6日は暦の上では小寒(寒の入り)です。寒さが最も厳しくなる時期に入りました。1月10日(土)援護施設なごみでは利用者の皆さんが餅つき体験や和太鼓演奏など楽しむ「しんねんをいわうかい」が開催され、皆さんで新年のお祝いをします。利用者の皆さんが心身ともに豊かな日々を過ごしていただく施設として、また、皆さんから信頼される安心・安全な施設としてこれからも職員一同、努力をしてまいります。今年一年宜しくお願いいたします。


                 理事長 中根義雄




 
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