調布市知的障害者援護施設なごみ公式サイト

施設概要

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施設の概要 基本方針 重点項目 職員構成 医務計画 食事計画

施設の概要

  1. 設置 調布市
  2. 運営 社会福祉法人 調布市社会福祉事業団
  3. 種別 調布市知的障害者援護施設(施設入所支援・生活介護・短期入所)
  4. 名称 なごみ
  5. 所在地 東京都調布市西町290番地4号
    電話 042-481-7371
    Fax 042-481-7073
  6. 敷地面積 5,387.75㎡
  7. 建物面積 5,726.43㎡
  8. 開設年月日 平成12年4月1日
  9. 定員
    入所・・・60人 (女性24人・男性36人)
    短期入所・・・12人
    (内 訳)
    調布市短期入所・・・2人
    三鷹市短期入所・・・2人
    府中市短期入所・・・2人
    在宅障害者ショートステイ事業・・・6人
    (3市共同分・・・2人・調布市分・・・4人)

各フロア別定員

種別 入所 ショートステイ 合計
各フロア 女性 男性 合計 女性 男性
1階 ぽぷら 24人 24人 24人
2階 さくら 24人 24人 24人
3階 かえで 12人 12人 6人 6人 24人
24人 36人 60人 6人 6人 72人

基本方針

環境の変化に対応した利用者支援を行うため,調布市社会福祉事業団の経営理念・経営方針に基づき,次のようになごみの方針を定める。

  1. 利用者一人ひとりが生きがいを持って暮らせるよう,個々のニーズに沿った支援の充実に努める。
  2. 利用者の健康・安全・環境に配慮し,サービスの向上に努める。
  3. 地域との交流を図るため,近隣で開催される行事に参加する。
  4. 地域移行に向けた取組みを行う

重点項目

1.人材育成

ア 高齢化に向けた専門的知識の向上については,他の施設見学を行いながら高齢化に関する研修に参加する。
イ 東京都社会福祉協議会等が実施する研修に参加し人材の育成を図る。
ウ より良いマナーや接遇の習得に努めるとともに,なごみ独自の研修を行い支援技術の向上を図る。
エ 事業団内交換研修,他法人との交換研修を実施する。

2.医療的ケアの検討

東京都「介護職員等によるたんの吸引等のための研修」受講を調布市と協議・調整する。

3.地域移行

グループホームの見学や移行を希望される場合には,関連機関を含め外部との調整を行い,利用者の要望に沿った取組みを行う。

4.ボランティアとの連携

外部ボランティアコーディネーターと連携し,日中活動や行事のボランティア体制を整え,利用者の生活に潤いを与える。

5.修繕計画

設備点検の実施で経年劣化による故障を最小限に防止し,長期的な大規模修繕計画を調布市と調整する。

6.短期入所及びショートステイ事業のシステム分業化

個別対応が必要なご利用者支援に伴い,柔軟な勤務体制作りや間接業務をシステム化していくことで効率的な受け入れや関係機関との連絡調整ができるよう協議・検討していく。

職員構成

令和4年度3月現在 合計70(33)
( )内非常勤職員数

施設長 1
副施設長 1
主任 5
事務 3(1)
看護師 3(1)
栄養士 2(1)
生活支援員 52(28)
作業療法士 1(1)
ランドリー  2(2)

医務計画

利用者の多くは言語による訴えが困難であるうえ,虚弱な面を持っているので,日常的な観察や洞察を徹底し,健康の維持・増進に努める。

また,疾病の予防や治療,定期検診等を行う。

1.目標

ア 健康の維持増進に努める

イ 疾病の予防と早期発見,早期治療に努める

ウ 感染症の施設内感染予防に努める

エ 外部医療機関との連携を密にする

2.体制

嘱託医2名(内科医1名,精神科医1名),訪問歯科診療医2名,訪問皮膚科診療医1名,看護師2名を配置し,なごみ利用者の健康管理を行う。

3. 医務年間計画(平成28年度)

5月 定期健康診断12日・26日・31日
細菌検査
6月 眼科検診
7月 耳鼻科健診
10月 脳波・血液検査(対象者のみ)
細菌検査
歯科検診
11月 定期健診(内科検診のみ)
インフルエンザ予防接種
12月 インフルエンザ予防接種
1月 健康診断6ヶ月後フォロー
2月 細菌検査

基本 身体測定,血圧測定  毎月1回

4.職員の健康管理

定期健診
5月・6月・11月
細菌検査
直接介護職員・栄養士 毎月
(栄養士6・7・8・9月 月2回)
医務・事務・ランドリー 5・10・2月
インフルエンザ予防接種
11月,12月
生活習慣病予防健診
35歳以上 秋から年度末まで

定期的に保健師との個別メンタルヘルス健康相談を実施する。

食事計画

ご利用者が,自分らしく生活できる活力源としての食事,日々の生活の中における『喜び』や『楽しみ』となる食事をモットーに,ご利用者からの意見を反映し,家庭的な温かい思いやりのある食事の提供に取り組む。

また,加齢に伴う体調,摂食機能,代謝の変化や、対応について記録し,オーダーメイドの栄養管理を継続する。

ご利用者が人生を重ねてくる中で築いた食事に対する価値観、経験を尊重し気持ちに寄り添った食事提供を目指す。

食糧事情を見極め,安全で安定的な食材の入手経路を確保する。

1.生活の活力源・栄養素の摂取源としての食事提供

ア 食べやすく、おいしく調理した野菜を献立に取り入れ,生活習慣病の予防、改善維持を目指す。

イ 疾病・ライフステージ・機能変化に着目し,食事の個別対応の充実を図る。

ウ 医師,看護師,フロア職員,栄養士で摂食・消化機能の把握に努め,個々人にあった対応を話し合い,関係機関との連携の中で研鑽を深め,よりよい食事提供の実践を目指す。

2.日々の生活の中における『喜び』や『楽しみ』となる食事提供

ア ご利用者が提案する,誕生日に食べたいメニューを実現する。

イ 食生活向上委員会を設置,開催し嗜好や希望を反映したお楽しみメニューを献立に織りまぜメリハリのある食事を提供する。

ウ 食育の充実 日本伝統の発酵食文化に親しみ,ご利用者,職員,厨房のスタッフさんと協力し合って手作りみそを仕込む。また,食事で使う食器の選定,災害に備えた食品を食べて評価し,今後の備蓄品の選定をしていく機会を提供する。

3.オーダーメイドの栄養管理

ア 個人ごとに必要栄養量を算定した食事を提供する。

イ 医師の指示に基づき疾病の改善,維持に必要な療養食を提供する。

ウ 個人ごとに栄養スクリーニングを行い,リスクに応じてモニタリングする。(スクリーニングとは栄養学的な問題点を抽出しリスク分類すること。モニタリングとは体重管理,喫食量の管理,栄養介入の管理に関する記録)

エ ご利用者の希望に応じ食事相談を実施する。気持ちに寄り添いながら,健康改善・維持の方向性を共に探す。

オ 心の不調に応じる思いやりのある食事の提供を継続していく。

4.安全,安心な食事提供

ア 信頼できる業者と契約し,安全で安心な食材を調達する。

イ 納入業者と衛生における情報を共有し,搬入からの危険を回避する。

ウ 納品した食材の安全性を確認し,適切な管理,保管を徹底する。

エ 食中毒,異物混入のない様,衛生的な作業の徹底を図る。

オ 栄養士,調理業務従事者の細菌検査を毎月実施する。(夏季は月二回)

カ 厨房内の徹底清掃,備品の整理整頓,消毒,保管を遂行する。

キ 定期的な害虫駆除,防鼠消毒を実施する。

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