当法人知的障害者援護施設なごみにおいて,職員による障害者虐待が判明しました。本件の経過についてです。昨年,全施設の職員全員にアンケート調査を実施したところ一部職員による不適切な行為があるとの回答があり,調布市障害者虐待防止センターに通報しました。その結果,当該施設の1名の職員による行為(同性利用者の乳首を洋服の上から触った)が虐待と認定されたものであります。

 私たちは社会福祉に従事する者として,利用者の尊厳と人権を守らなければならない立場であり,こうした行為は決して許されるものではありません。ご利用者様やご家族をはじめ,市民の皆様,関係団体の皆様の信頼を損ない,大変不安をお与えする事態を招いたことにつきましては,大変申し訳なく当法人を代表いたしまして深くお詫び申し上げます。

当該職員については,ただちに,懲戒審査委員会を開催し,下記の処分を決定いたしました。

原因の究明・再発防止策を講じ,職員一丸となって信頼回復に努めてまいりますので,何卒,ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

処分の内容
40歳代 男性 出勤停止

 令和4年6月3日 

                 社会福祉法人調布市社会福祉事業団

                        理事長 小林 一三