令和8年1月理事長便り←こちらからも内容ご確認いただけます!
明けましておめでとうございます。令和8年の初春を迎え、皆さまにおかれましては健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
日本の年末年始には、大掃除や餅つき、年越しそば、除夜の鐘、そして元旦の初詣や土地ごとのお雑煮など、変わらない営みが連綿と続いております。私自身も数十年にわたり、家族と共に同じように穏やかな正月を繰り返してまいりました。
大掃除を終え、年越しそばを味わい、近隣の尼寺から響く除夜の鐘とともに新年を迎える。元日には、小松菜やヤツガシラを具材にした関東風のお雑煮をいただき、氏神さまへのお参りや両親の墓参、そして深大寺でそばやお酒を楽しむ——。この平凡ともいえる営みは、四十年以上続く我が家の正月の姿です。また近年は、各地の七福神巡りや箱根駅伝でのドラマに感激することも、家族の恒例となりました。
こうした何気ない日々の営みを今年も続けることができるのは、社会が穏やかであり、そして何よりも自らと家族の健康が守られているからにほかなりません。平凡な日常を積み重ねられることの幸せを、改めて深く感じております。そして、その延長線上で今も地域福祉に携わることができていることに、感謝の念を抱いております。
本事業団は、障害福祉と児童福祉を両輪として、利用者の皆さまの生き生きとした日常と健やかな成長を支援してまいりました。昨年は、児童分野における調布ケ丘児童館、やぐもだい学童クラブ、富士見児童館学童クラブの受託や通園あゆみでの延長支援事業の開始、また障害分野では「ワークライフカレッジすとっく」における就労選択支援の開始など、調布市と連携しながら地域の福祉ニーズに応えてまいりました。
本年4月からは、新たに三鷹市、府中市、調布市との共同事業として、重度障害者の生活介護、短期入所施設「知的障害者施設 ハートポートこもれび」の運営を開始します。併せて富士見児童館の運営も担うことで、国領・調布ケ丘・富士見地区の児童の育成にもさらに貢献してまいります。
だれもが安心して日々の生活を営めること——それこそが、私自身の経験からも確信する、人が社会の中で生きるうえで最も大切な基盤です。私たちは、その安心を施設利用者の皆さまにも確かに届けられるよう、引き続き支援の質向上と地域に開かれた運営に努めてまいります。
本年も変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆さまにとって幸多き一年となりますよう心より祈念いたします。
理事長 伊藤栄敏
