先週土曜日に、味の素スタジアムの西側に完成した武蔵野の森総合スポーツプラザの開設記念式典に参加してまいりました。2020年のオリンピック・パラリンピックの競技場として都内に完成した第1号になるそうです。メインアリーナのほかにサブアリーナ、プール、トレーニングルームなどを併設しています。近代五種、バトミントン、車いすバスケットボールの会場となり、最高峰の競技が間近で見られることを利用者とともに楽しみたいと思っています。また、多摩地域のスポーツ振興の拠点として、地域振興の一翼をになう拠点として大きく羽ばたかれるよう期待しています。

さて、「この一年を振り返り、事業団としてどんな年だったのか」、特徴的なことをあげるとすると、重度重複障害者グループホーム“深大寺みつばち”でショートステイ事業を開始したほか、知的障害者グループホーム“ふれんず”の移転を図り定員の拡充を行いました。また、調布市の協力のもと懸案となっていた“ちょうふだぞう・すまいる分室”の移転が完了し、安定的な事業運営を取り組むことができました。こうした成果を踏まえ、今後も支援を必要としている方々が必要なサービスを享受できるようグループホームや短期入所の拡大、利用希望者の増加に伴う学童クラブの拡充などチャレンジしていきたいと考えております。

事業団の玄関前にそびえるプラタナスの巨木も葉が落ち、もうすっかり冬の装いです。澄み切った青空の日には、ここ調布の地からも冬化粧した富士山が間近に見えるようになりました。今年もあと1か月。事業団各施設では、それぞれ工夫をこらした「年末交流会」「クリスマス会」「子どものつどい」などがにぎやかに開かれます。間もなく2018年を迎えます。皆様にとって良い年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

〇平成29年度第3回監事監査
11月17日(金)、大槻・植松両監事により事業団の業務の執行状況及び予算の執行状況について、平成29年度第2四半期事業報告書、会計報告書に基づき監事監査が実施されました。業務・予算執行状況ともに適正に処理されていることの確認をいただきました。

〇平成29年度第4回理事会
11月22日(水)、平成29年度第4回理事会が開催され、平成29年度第1次補正予算案及び経理規程の一部改正、評議員会の招集についての議案を提出し、何れも承認されました。

〇NPO法人調布心身障害児・者親の会の皆さんとの話し合い
11月13日(月)調布心身障害児・者親の会の皆さんとの話し合いが行われました。各グループの代表から日頃感じている課題やお悩みなど意見交換をさせていただきました。貴重なご意見をしっかり受けとめ、今後の事業運営に生かしてまいります。ありがとうございました。

 

理事長 小林 一三