明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
強い寒気の影響で年末から日本海側中心に大雪となり，関東地方も厳しい寒さとなりました。新型コロナウイルス感染症の流行は新たな変異株が国内でも増加傾向にあり，依然として予断を許さない状況が続いています。それでも，治療薬が日本でも承認されるなど明るい兆しも見え始めています。今年こそ一日も早く感染症が収束し，平穏な日常生活に戻りますよう願ってやみません。３回目のワクチン接種をはじめ引き続き基本的な感染防止対策の徹底を講じてまいります。
年末年始，入所施設のなごみやグループホームは通常通り運営しました。今年も多くの利用者さんは自宅に戻らず年を越しました。新型コロナウイルスに配慮した日常生活ではありますが，誕生会やクリスマス会，しんねんをいわう会など楽しいイベントが続き，今年も元気いっぱいの一年が始まりました。皆がそろって新年を迎えられることは嬉しいものです。
令和４年度に向けた取り組みとして，「デイセンターまなびや」は，将来の通所の場の確保が逼迫していることから市と協力しながら「（仮称）第２まなびや」の新設について準備を進めてまいります。また，「国領児童館」の先行受託として「国領児童館学童クラブ」の受託運営開始に向けた取り組みを進めます。併せて，「第二小学校学童クラブ」の安定運営が課題となっており，人材確保等市からの多面的な協力を仰ぎつつ，学童クラブの安定的な運営に努めてまいります。さらに，グループホームの増設は，多くの当事者・家族の切実なニーズになっており，来年度は「小島町ふれんず」の開設に取り組むとともに，その運営を円滑に行えるよう努めてまいります。一方，事業の拡大は人材の確保と育成が法人の最大の課題です。人材確保の強化を図るとともに，人材育成方針の策定や目標型人事評価の実施，体系的な職員研修などに取り組み，人材育成を推進してまいります。
これからも市民の皆様の期待に応え信頼される法人として全職員一丸となって取り組んでまいります。本年もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
〇令和３年度第３回評議員会
１２月７日（火），令和３年度第３回評議員会が開催され，定款の変更及び令和３年度第２次補正予算，監事の選任についての議案を提出し，何れも承認されました。また，第２四半期事業報告及び管理運営規程の一部改正について資料に基づき報告を行いました。
＜主な質疑＞
・障害者雇用の取り組みについて（本部・なごみ） ・緊急利用者を受け入れたケースの内容について（なごみ） ・精神科クリニックのソーシャルワーカーの活用について（ちょうふだぞう）
〇NPО法人調布心身障害児・者親の会との話し合い
１２月８日（水），調布心身障害児・者親の会の皆さんとの話し合いが行われました。昨年に引き続きコロナ禍を考慮し，グループごとに分かれての意見交換をさせていただきました。貴重なご意見，ご要望をしっかり受け止め，市とも連携しながら今後の事業運営に生かしてまいります。ありがとうございました。
理事長 小林 一三
