厳しい暑さが続いています。東京では長いこと雨が降らず猛暑に拍車がかかっています。それでも各施設では夏の行事が目白押し,皆元気いっぱい頑張っています。夏バテせぬよう,熱中症にならないよう日差しが強いときは外出を控えたり,こまめな水分補給を行うなど健康管理には万全を期してまいります。

 

今年は,各地で夏祭りや花火大会が4年ぶりに行われるところが増えています。老いも若きも集い愉しいひとときを享受できることは素晴らしいことです。私事ですが,夏が来ると半世紀以上も経ちますがふるさとの夏祭りを思い出します。山車やお神輿の競演,金魚すくいや焼きそばなど甲州街道を埋め尽くす露天商の喧騒,夜店のカーバイトの匂いまでも鮮明に蘇ってきます。時代が変わっても先人の築いてきた伝統文化は大切にしていきたいと思います。ここ調布市でも恒例の夏の風物詩「調布よさこい2023」が8月26日に,「調布花火2023」が9月24日に開催されます。これまで調布よさこいには“ちょうふだぞう”のメンバーは練習を重ね踊り手として参加していましたが,今年は沿道から観客として熱い声援を送ります。皆で思う存分楽しみたいと思います。

 

また,児童館ではウルトラキャンプが長野県川上村で8月23日から2泊3日で実施されます。今年は国領児童館を受託し当事業団としては初参加となりますが,子どもたちに食事作りや自然散策,キャンプファイヤー等の野外活動を通して,グループワークの大切さを伝えていきたいと思います。スタッフの皆さんよろしくお願いいたします。

 

昨年から模様替えした主任職以上で構成する「定例会議」が今年も開かれています。世代別の4グループ構成ですが,職場の状況報告も含め活発な議論が行われています。「働き続けられる環境づくり」,「世代を超えたありがとうプロジェクト」の立ち上げ・リーフレット作り,「事業所毎に大事にしたいもの・信条/行動指針(クレド)の策定」,「各施設連携した人材確保(共同採用方式等の検討)」,「事業団の魅力・強みの見える化の掘り下げ」,「交換研修を学びの場として活用」など提起がありました。いずれのテーマもタイムリーで喫緊の課題ばかりですが,何より職員同士が様々な角度から忌憚なく意見を出し合えることは大きな一歩だと感じています。さらに議論を深化させ今後の事業団運営に生かしてまいります。

 

理事長 小林 一三