9月を迎えても猛暑が続いています。例年ですと夏の暑さも和らぎ,夜になるとあちこちで虫の声が聞こえてきますが草むらの大合唱はもう少し先でしょうか。今年の夏は皆さんいかがでしたでしょうか。各地で花火大会やお祭りも4年ぶりに復活し,国内外に旅行をされた方も多かったのではないでしょうか。行動制限がなくなり日常生活を取り戻しつつ,自由に気兼ねなく多くの人と交流できることは嬉しいことです。事業団におきましても少しずつコロナ前の事業運営に戻りつつあります。その一方で,新型コロナウイルス感染症への心配も完全に払拭できたわけではありません。感染に伴うリスクの高い利用者が多く利用する施設にあっては引き続き感染防止対策に取り組みPCR検査等継続しています。そうしたことから,今年こそはと事業団恒例の「すずかけフェスタ」を久しぶりに復活しようと検討してきましたが,今年は利用者を中心に参加いただき次年度の本格実施に向けた試行的開催といたしました。来年こそは盛大に開催したいと思います。
今年度も上半期が終盤に入ります。秋の気配とともに次年度への予算編成の準備が始まります。新規拡充事業も予定されていますので全職員一丸となって取り組んでまいります。
〇令和5年度第2回監事監査
8月17日(木),稲田・吉田両監事により事業団の業務執行状況及び予算の執行状況について,令和5年度第1四半期事業報告書,会計報告書に基づき監事監査が実施されました。業務・予算執行状況ともに適正に処理運営されていることの確認をいただきました。
<主な質疑>・新規事業である「(仮称)デイセンターまなびや国領」,「(仮称)ワークライフカレッジすとっく」,「調布基地跡地における都有地を活用した障害者の通所施設及び短期入所施設」の具体的な内容は(本部ほか)・自立支援協議会における「学齢期における福祉教育を考えるワーキング」の内容は(ちょうふだぞう)
〇令和5年度第3回理事会
8月25日(金),令和5年度第3回理事会が開催され,第一次補正予算(案),経理規程の一部改正(案),(仮称)基地跡地福祉施設の実施設計契約,評議員会の招集,被表彰者についての議案を提出し,何れも承認されました。
<主な質疑>・パンの原材料である小麦をすべて国産にしたとあるが,そのアピールはどのように対応しているのか(すまいる)・(仮称)デイセンターまなびやについて家族会のご理解と反応は(まなびや)・家族の入院等による緊急受け入れについて,事業団と市の認識の違いがあるのか(なごみ)
理事長 小林 一三