2月理事長便り

まだまだ寒い日が続いていますが梅のつぼみも膨らみ春の予感を感じる季節となりました。一方，緊急事態宣言の再発令から三週間余り依然として新型コロナウイルスの感染拡大は高止まりの状況が続いています。不要不急の外出自粛など人の流れを最小限に抑えながら，感染拡大の防止を徹底していかなければなりません。そうした状況に配慮しつつ，入所施設なごみでは今年も新年を祝う会が開催されました。書初め，福笑い，だるま落としなどに興じ，お節料理に舌鼓を打ち楽しいひと時を過ごしました。今年も元気にがんばっていきましょう。また，デイセンターまなびやでは１名の方が成人を迎えられました。皆で真心のこもった新成人を祝う会を実施することができました。ご家族の皆さまのお喜びもひとしおのことと存じます。これからも幸多かれと熱いエールを送ります。

昨日は，介護福祉士の試験が，今週末は社会福祉士・精神福祉士の国家試験が行われます。気の張りつめた日々の仕事をこなしながら，子育てをしながらチャレンジすることは並々ならぬ努力が必要です。それでも多くの職員が自己研鑽に励み挑戦する心意気を嬉しく思いますし，拍手を送ります。学んだことが利用者さんの更なる支援につながることを期待しつつ朗報を待っています。

財政環境が厳しいなか令和３年度の予算編成も大詰めを迎えています。コロナ禍の収束はまだ見通しは立ちませんが，私たちが担う障害者支援，子育て支援はどんな状況下にあっても利用者の皆さんが地域社会で安心して生き生きと生活できるものでなくてはなりません。新年度もこれまでの既存の事業に加えて新たなグループホームの設置を図るなど取り組んでまいります。また，すこやかにおける児童虐待防止センター業務を市の直営化とし，事業団がこれまで培ってきた実績を市との連携強化を図るなかで更に充実した事業運営を推進してまいります。

〇令和2年度第2回臨時理事会

１月２６日（火），令和２年度第２回臨時理事会が開催され，（仮称）小島町ふれんず新築工事についての議案を提出し，承認されました。

理事長　小林　一三