「フードドライブ」ってご存知でしょうか。いただき物や買いすぎた物など、ご家庭で余っている食べ物を持ち寄り、福祉団体や施設などに寄付するボランティア活動です。まだ食べられるのに捨てられる食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約632トンにもなるそうです。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた援助量の約2倍に匹敵します。
5月1日、調布市では、市役所の2階ロビーにおいて、フードドライブを実施しました。インスタント食品や野菜や果物の缶詰、調味料、お菓子など合計2,244点と予想以上の嬉しい結果です。当事業団も各施設に呼びかけ、職員をはじめご利用者・ご家族の方々も参加いただきました。寄せられた食品は、調布市社会福祉協議会を通じて市内9か所の福祉施設に届けられました。今、食品ロス削減の高まりとともに、地域で関係機関が連携した取り組みが広がりを見せています。寄付文化のすそ野が広がるよう、私たちも積極的に今後も関わっていきたいと思います。

今日、6月7日午後4時30分から理事会が開催され,向こう2年間の事業団役員が決まりました。詳しくはこのホームページ「事業団の概要」に掲載する予定でありますが,理事長は小林一三が,副理事長は山本雅章(調布市福祉健康部長)が,業務執行理事は小笠原寿弘(事務局長)が務めることになりました。本年度は、中長期計画の後期計画による新たな3年間が始まっており、計画の進行管理を含め多用な事業にチャレンジしたいと思っております。よろしくご指導のほど,お願い申し上げます。
関東地方もいよいよ梅雨シーズンを迎えます。梅雨といえば細菌性の食中毒が起こりやすいのもこの頃。食品を扱う各施設では食材・食品の管理、調理器具の消毒、手洗いの励行など予防対策に万全を期していきます。

〇平成29年度第1回監事監査(決算監査)
5月16日(火)、大槻・植松両監事により事業団の執行状況及び予算の執行状況について、平成28年度事業報告書、財務報告書に基づき決算監査が実施されました。業務・予算執行状況とも適正に処理されていることの確認をいただきました。
〇平成29年度第1回理事会(決算理事会)
5月23日(火)、平成29年度第1回理事会が開催され、平成28年度事業報告書、決算報告書について及び副理事長の選任、新評議員候補者の選任について、規則の改正1件、規程の改正3件についての議案を提出し、何れも承認されました。
〇平成29年度第1回評議員会及び第2回理事会
6月7日(水)、平成29年度第1回評議員会が開催され、平成28年度決算報告書について及び理事の選任、監事の選任、報酬等の支給の基準、理事及び監事の報酬等の額についての議題を提出し、何れも承認されました。また、第2回理事会が開催され、向こう2年間の事業団役員が決まりました。

理事長 小林 一三