梅雨明けとともに、集中豪雨が九州北部や秋田・新潟などを襲い、甚大な被害が発生しました。また、今年の夏も真夏日を越す猛暑が続き、熱中症になる人が増えています。こうした中、埼玉県の障害者施設では、送迎バスの中で熱中症が原因と見られる利用者が車中で発見されました。降車の確認の不徹底と思われますが、尊い命は戻ってきません。当事業団においても、こうした取り返しのつかない事故を起こすことがないよう各施設に注意喚起・点検を行ったところです。
事業団では、平成29年10月及び平成30年4月採用予定者の試験が始まっています。書類選考、筆記試験、面接と、受験生にとっても大変です。これまでも在学・在勤の方、また、障害者支援事業・子育て支援事業の経験のある方、未経験の方など様々な方々に応募いただいています。資格や経験も大切ですが、何より福祉や子育ての現場で働きたいという情熱と、社会的に弱い立場のご利用者が自らの意思に基づいて地域社会のなかで生活を営めるよう、支援する私たちが基本的な心がまえを持っていることが大事だと考えています。その上で、実践の場でさらに知識やスキルを高めていただければと期待しています。関門を突破し、共にご利用者の支援に当たれますよう受験生の皆さん頑張ってください。
暑い夏を迎え、各施設では恒例のなつまつりが目白押しです。「なごみ」では8月5日(土)にボランティアの方々のご協力を得て盆踊りや模擬店のかき氷、焼きそば、焼き鳥などご家族の皆さんと一緒に楽しみます。是非皆さんもご一緒にいかがですか。その他「あゆみ」8月4日(金)、「すこやか」8月9日(水)にそれぞれ趣向をこらして実施されます。また、「ちょうふだぞう」のメンバーは今年も調布よさこい2017に向けて特訓中です。素晴らしいパフォーマンスを披露しますので沿道から熱い声援をお願いします。暑さに負けずに乗り切っていきましょう。
理事長 小林 一三