先月、調布心身障害児・者親の会の方を講師に招き“終わらない子育て「この子らと共に」”と題した研修会を職員とともに受講しました。
自分の子どもが障害をもっていると告げられた時のショック。目は見えるのか、言葉は話せるようになるのか。そして、何をこの子にしてあげることができるのか、先が見えない不安が大きかったという言葉が重い。あゆみとの出会い、仲間との出会い、子どものために必要なものはまず自分たちで動いていくパワフルな親の会の活動。振り返れば、「私は息子によって育てられた」という述懐は印象深い。利用者に寄り添うとはどういうことか。靴を履くのに怒って待つのではなく、ただひたすらじっと待つ。理解しがたい行動であっても「なぜそのような状況にあるのかを考えるのがプロ」と締めくくられた言葉を大切にしたい。ご家族の思いを知る機会が少ないなか、貴重なお話を聞かせていただいた。調布心身障害児・者親の会の取り組みに敬意を表するとともに、ゆりかごから墓場までを担う事業団として期待に応えていきたい。
8月に入ってから、東京は連日の雨。海や山を楽しみにしていた子どもたちには、ちょっと残念な夏休みになったかもしれませんね。そんな中、先週の日曜日は天気に恵まれ、恒例の調布よさこい2017が盛大に行われました。ちょうふだぞうのチームには今年はなごみのメンバーも加わり、揃いの青の半被を身にまとって元気に旧甲州街道を踊りました。鈴虫の声が聞こえてくる時期になりました。この秋も毎年恒例となっています「すずかけフェスタ」が10月14日に調布市知的障害者援護施設の中庭で開催される予定です。どうぞお誘い合わせの上ご高覧ください。
〇平成29年度第2回監事監査
8月18日(金)大槻・植松両監事により事業団の業務の執行状況及び予算の執行状況について、平成29年度1四半期事業報告書、会計報告書に基づき監事監査が実施されました。業務・予算執行状況ともに適正に処理運営されていることの確認をいただきました。
〇平成29年度第3回理事会
8月22日(火)平成29年度第3回理事会が開催され、定款細則の一部改正の他、規則の改正1件、規程の改正1件、評議員会の招集及び被表彰者について議案を提出し、いずれも承認されました。
〇平成29年度第2回評議員会
8月31日(木)平成29年度第2回評議員会が開催され、第1四半期事業報告について、規則・規程の制定・改正について、被表彰者について報告されました。
理事長 小林 一三