新緑がまぶしい季節となりました。新学期が始まって一か月、新しい友だちもでき子どもたちの楽しい笑い声が聞こえてくるようです。 一方、ゴールデンウィークを前に痛ましい交通事故が報道され幼い命が犠牲になっています。また、高齢者ドライバーによる死亡事故も後を絶ちません。運転者の気の緩みや不注意、体調不良など原因は様々ですが、尊い命が一瞬にして奪われ被害者やご家族のやり場の無い無念さを思うと心が痛みます。私たちも公私にかかわらずハンドルを握ります。スピードを出し過ぎていないか、信号は、一時停止は守っていますか、飲酒運転は厳禁ですよ。誰もがいつでも加害者になり得ることを戒めとして安全運転に努めてまいります。

新しい元号が一日から施行されます。「令和」の典拠は、万葉集によるとされ「人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ」という意味が込められていると言われています。平成の時代は大きな災害に見舞われましたが、安寧と誰もが幸せを享受できる社会であってほしいと願っています。事業団も「すべての利用者が人として人らしく尊ばれ、自らの意思に基づいた生活を、地域社会で営むことができるよう支援します」の経営理念の下、新たな歩みを進めてまいります。

さあ、10連休の始まりです。ご家族そろってお出かけでしょうか。子ども家庭支援センターすこやかでは、ゴールデンウィーク“スペシャルおたのしみタイム”を実施します。トランポリン、読み聞かせ、こいのぼり工作など盛りだくさんです。多くのご来場をお待ちしています。

理事長 小林 一三