木々の梢から枯葉が舞い、今年も早いもので残すところあとわずかになりました。恒例の福祉まつりが調布駅前広場をはじめ、総合福祉センターやたづくりを中心に開催されました。好天にも恵まれ大盛況でした。我がすまいるのメンバーも出店し、「美味しい焼きたてのパンだよ!」と元気な売り子さんです。新しくなった調布駅南ロータリーのステージではちょうふだぞうチームが歌とよさこいのパフォーマンスを元気いっぱい繰り広げました。皆さん、笑顔がとっても素敵でした。お疲れ様。今年は平成から令和へと新たな元号となりました。一方、今秋は台風による甚大な風水害が各地を襲いました。一刻も早く復旧・復興を願うばかりですが、何気ない日常生活が送れることに感謝の気持ちを大切にしていきたいと思います。
さて、この一年を振り返り事業団としてどんな年だったのか。特徴的なことをあげますと、多くの皆様に支えられながら法人設立20周年を迎えることができました。また、第一小学校区域において利用希望者の増加に伴い、かみふだ第2学童クラブが開設され、その運営受託事業を行いました。ちょうふだぞうにおいては、相談支援に関して「調布市障害者(児)地域生活拠点」が設置され、当事業所が「拠点事業」の認定を受け、障害のある方の生活を地域全体で支えるサービス提供体制の一翼を担うこととなりました。さらに9ヶ所目のグループホームとして布田地域に「布田北じゃんぷ」を開設しました。児童福祉法等の一部改正により、児童相談所から市町村への事案送致が新設されるなか、子ども家庭総合相談事業や児童虐待に関する相談が増加傾向にあり、その対応に注力しました。時代の変化のなかで多様化するニーズに的確に応えていくため来年も全力で取り組んでまいります。
気象庁の長期予報では、この冬は全国的に暖冬傾向で雪は少ない見込みとか、日頃おろそかにしている身の回りの大掃除?を手掛けたいと思っている師走入りです。事業団各施設では、それぞれ工夫を凝らした「クリスマス会」「年末交流会」「子どものつどい」等のイベントが目白押しです。この一年間の皆様のご支援に厚く感謝申し上げます。良いお年をお迎えください。
○令和元年度第3回監事監査
11月19日(火)、植松監事により事業団の業務の執行状況及び予算の執行状況について、令和元年度第2四半期事業報告書、会計報告書に基づき監事監査が実施されました。業務・予算執行状況ともに適正に処理運営されていることの確認をいただきました。
○令和元年度第4回理事会
11月22日(金)、令和元年度第4回理事会が開催され、令和元年度第2次補正予算及び通勤手当に関する要綱の一部改正、評議員会の招集についての議案を提出し、何れも承認されました。また、第2四半期事業報告及びじゃんぷ管理運営規程一部改正について資料に基づき報告を行いました。
理事長 小林 一三