日中は残暑が厳しい日が続いていますが,朝晩は少しずつ過ごしやすくなり秋の気配を感じます。大きなイベントやお祭りが中止や規模縮小が続く中,子どもたちは暑さに負けずに頑張っています。今年度新しくスタートを切ったゆずのき学童クラブでは,木陰がいっぱいの近くの公園散歩や庭での水遊び,施設内ではスイカ割り,ピンポンゲーム,福笑いを楽しむなど元気いっぱいの夏休みでした。
一旦収束したかに見えた新型コロナウイルスは,日ごとに感染拡大が続き,政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身会長によれば,今が第2波のピークを迎えている可能性があるとの見解で,重症者の増加とともに危惧している状況です。当法人各事業所でも懸命の感染防止対策に引き続き取り組んでいますが,今後の状況いかんによっては,事業運営に大きな影響が生じる可能性もあり,市とも連携を図りながら対処して参ります。
〇令和2年度第2回監事監査
8月18日(火),大槻・植松両監事により事業団の業務執行状況及び予算の執行状況について,令和2年度第1四半期事業報告書,会計報告書に基づき監事監査が実施されました。業務・予算執行状況ともに適正に処理運営されていることの確認をいただきました。
<主なご意見>
・今年度は新型コロナウイルスの感染拡大の中,各事業所に通所される方へのケアや相談が空洞になっていないかと心配していたが,それぞれ臨機応変にサポートしあって細やかに対応されている様子がひしひしと伝わってきた。感染拡大が続いているので先行きは不明で大変な思いは続くが,頑張っていただきたい。
・新規事業の受託もあり,欠員が生じている事業所もあるとの報告があった。人手不足は過重労働につながりかねないので,人材確保を優先課題と考えて対応していただきたい。
・法改正により,「職場におけるハラスメント防止対策」が強化されたので,法令違反のないよう対応していただきたい。
〇令和2年度第2回理事会
8月24日(月),令和2年度第2回理事会が開催され,グル―プホーム開設費等積立金取崩(案)及び第一次補正予算(案),規則の一部改正1件,評議員の招集,被表彰者について議案を提出し,いずれも承認されました。
<主な質疑>
・なごみやグループホームすくらむにおいて新型コロナウイルスの感染者が発生した場合の対応策は,どのように検討されているのか。
・すこやかの学齢期の相談件数が増えているが,新型コロナウイルスとの関連があるのか。
・すまいる分室の就労定着支援事業とちょうふだぞうの就労定着支援事業の違いは何か。
理事長 小林 一三