すでに当事業団ホームページにてお知らせいたしましたが,職員1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。当該職員は“すくらむ”で事務に従事し,10月23日に発熱があり翌日には解熱しましたが,休務期間中の同月26日にPCR検査を受け,28日に陽性が確認されました。また、同職員は直接利用者支援業務には従事しておりません。同所属の他の職員及びご利用者は濃厚接触者がいないことが保健所により確認されました。同職員の執務室を含め共有部分の消毒はすでに完了しており,“すくらむ”については通常通りの業務を行っております。当事業団職員にはこれまでも感染防止対策の徹底を喚起しておりましたが,引き続き,勤務内外を問わず感染防止に努めてまいります。

 

先月,東京競馬場にて令和2年度社会福祉施設助成金目録の贈呈式が行われました。本年度は24施設(団体)が選ばれ,当事業団知的障害者援護施設“すまいる”が送迎用車両の贈呈をいただきました。一般社団法人東京馬主協会の「施設整備等助成事業」は障害者福祉事業を重点に,母子及び児童福祉事業,高齢者福祉事業など広く社会福祉事業に貢献したいという思いで馬主の賞金の一部を財源として行われています。中央競馬馬主社会福祉財団が設立されてから半世紀,これまでの助成事業累計総額は90億円になります。長きにわたり社会福祉事業へのご貢献に敬意を表するとともに心から感謝申し上げます。寄贈いただきました

車両は“すまいる”で,大切に使わせていただきます。

 

日一日と寒さが増し,冬の足音が聞こえてきます。深大寺や甲州街道の銀杏並木の紅葉もこれからが見頃です。スタジアム通りのグランドではラクロスに興じる女学生の声や白球を追う少年野球チームで賑わっています。今年も残すところあと2ヶ月となりました。コロナに負けずに乗り切っていきましょう。

 

理事長 小林 一三